信じてないけれどもそういう設定で行く

人気アイドルのコンサートが大雨でキャンセルになって、そのあと行き場所がなくなってしまった若い女の子たちの一連の騒動、すごくおもしろかった。

とくに「始発電車に乗ると男に襲われる」っていっているのが最高。一番有り得ない心配で声を上げて笑った。

この騒ぎはツイッターでいっぱい消費されてみんなが「こんなの信じてるなんてバカだなー」って笑っていた。僕もそうだったんだけれども、一日経ってふと「騒いでいる若い女の子たちは本当にバカなのかな」って思った。

ツイッターで騒いでいた女の子たちは、誰かが男に襲われたとか、行方不明になったとか、そういうことを信じていたのかって思う。実は本気で信じていたわけじゃなかったかもしれない。信じてないけれども流れに乗って騒ぐのが楽しかったから、まあそういう「設定」でいこう、って思ったんじゃないのか。

たとえば、結婚式で牧師に「永遠に愛することを誓いますか?」って聞かれて、「いや、先のことわかんねえな」ってのがちゃんと考えた誠実な答えなんだけれども、そこはみんな集めて結婚式する以上そういう設定で「誓います!」っていう。そういう感じ。

女の子たち見ていると、みんな心配してるようなことをツイッターに書いている。でも、現実に本気で心配している人は少なそうに見えた。自分たちでもそれが設定だって気付いていないっぽいところがちょっとバカっぽいんだけれども、その部分だけだったらそんなやいのやいのといえるようなことじゃないな、って思った。

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